みなさんご存知の拙作「難しいほうのサイトーくん」を描くにあたって取材させていただいてる「三重県相可(おうか)高校 食物調理科 調理部」のみなさんが三重テラス(日本橋)に出張レストランとして期間限定で腕を振舞ってくださるとのことでいそいそと伺いました。(※期間は終了してます)
ふだんは多気町にある「まごの店」という場所で土日祝日を主にレストラン営業を高校生主体で行っています。
お店の前の明るい呼び込みの声に誘われつつ、すでにレストラン全体から若いオーラが……!!!(若いオーラなんて若い人は感じないオーラ、逆モスキート音です、にこにこしちゃうねえ)
着席して、ご挨拶を聞きながらそわそわします。早く食べたいな〜という思いでいっぱいだぞ
伊勢茶スパークリングで乾杯
お茶っぽいのかな〜と思いつつ、スパークリングにお茶の旨味が足されたようなお味で美味し〜〜〜もちろんノンアルなんですが、お茶の旨味がちょうどお酒の旨味っぽい、これは夏日にグビグビいきたい
先付けはジャガイモのスープとあおさ(の、はず……)の海の香りと相まって美味し〜
この先だいたい美味し〜しか書かれていないのでお料理の具体性はないので、美味しい物食べれてよかったねえ、という風にご覧ください。写真ももっといい色で撮りたいものですよ……
前菜でこんなに豪華ではこの先の胃の具合が心配だぜ!と思いながらペロリ、たこの煮物がほろほろで美味しかった〜 うまいうまいと言いながら完食
碗物はアワビと胡麻豆腐そして松茸。一番だしのうまみを味わい……カーッお正月ですね〜〜〜碗物で上品なお出汁。松茸、ここで巡り合ったが100年目……
お造りは鯛。お酒のジェルのソースが香ります。このミニトマトも味が濃くて美味しかったな〜
ここでいつもの夕飯分くらいの量は食べているのですがまだまだ食べれるぞ!
と、ここで隠し球のお寿司です。なんとその場で握ってもらえる〜〜〜
だからこんなお寿司も滅多に食べないんですよ……わぁ、美味し〜〜〜(ちいかわの涙顔になっちゃうよ)アナゴがまたほろほろで、ほろほろだとなんでこんなに美味しい気持ちになるのでしょうか、優しい温度というか空気がエアリーでほろほろです。空気はエアリーなものだよ。
焼き物で松阪牛登場です。松阪牛。三重県出身なので食べたこと、あります!あるんです!ごくごくまれに……でもサシが多いお肉を食べることが多くて……でも見てください。ローストビーフです。この赤身。さっぱりしていてお肉の旨味を楽しめる……かかっているのはバジルソース。このバジルは相可高校の生産経済科がバイオマス技術を使いながら育てたものだそうです。バジルがまた胃腸を刺激する〜〜〜胃腸を刺激するなんてワード使う日があったでしょうか。美味しいねえ。
揚げ物は先日行われた全国高校生ガストロノミー甲子園2024で優勝したメニュー
伊勢真鯛を素揚げしたものとゴマ風いり出汁。鯛の旨味とゴマの甘さ、美味し〜〜〜
最後は伊勢芋を練り込んだおうどんです。麺の喉越しがよくぺろりと食べれる軽さ。お腹を落ち着かせてくれるぜ……
デザートに伊勢茶と一緒に練りこまれたわらびもち。ツルッといただきます。あんこがしっかり甘くて、わらびもちのツルツルさっぱり・甘い・さっぱりのエンドレス……わらびもち年々美味しく感じるなあ……
あったかい伊勢茶をいただきながら、またこのお茶が香りが良くて、コースの最後に体が休まります。たくさんいただいたのに食べ過ぎたときの重さがなくて、ねえ……
最後に生徒のみなさんがご挨拶をしてくださったのですが、たくさん美味しい物をいただいてこちらこその感謝、胸いっぱいお腹も気持ちよくいっぱいです。
誰かが集中して仕事をしている姿ってどうしてこう、胸を打たれるんでしょうか。
ありがとうございました。
お土産にいただいたのは製菓コースの皆さんが作られたお菓子。
ほんとはこの写真の二倍くらいの量をいただいたのですが、すでに食べてしまったので……
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